学歴コンプレックスはなぜ生まれるのか

f:id:AkihikoMihoro:20190717063616j:plain

学歴コンプレックス

多くの大学生が直面するこの問題、なぜ生まれるのか考察してみた。

 

【理想の大学生像とのギャップ】

1年間、人によっては2年間の受験生活時代に思い描く理想像は膨大なまでに膨らむ。だがその理想像は「第一志望」に合格した人間でなければ、実現することは不可能だ。所属したいゼミ、サークルは滑り止めの大学にはあるはずもなく、キャンパスを歩く人間も何故か劣っている人間に見えてしまう。彼女はおろか友達もできず、次第に大学にも行かなくなる。バイトに明け暮れ、一体大学で何がしたかったのか自問自答する日々が続く。

 

【うるさい学生に嫌気が差す】

推薦入試、内部進学の人間は入学してからの活気が違う。なんせ彼らは一般入試組が試験勉強に明け暮れている間、バイトに旅行に大忙しだったからだ。遊び方を知らない田舎者が東京の私立大学に入学なんてしようものなら大変だ。授業中にも関わらず騒ぎ出す彼等を見て、「ああ、俺はこんな連中と同じ大学にしか入れなかったのか。」と落胆するに違いない。

 

【行きたかった大学の学生と遭遇】

バイト先なんかで行きたかった大学に通う人間の自慢話を聞いたら大変だ。ミスコンでこんな可愛い女の子がいる 野球部が勝ってお祭り騒ぎだ など、これほどコンプレックスを刺激する出来事もないだろう。「僕、君の大学落ちてるんで、大学の話やめてもらっていいですか」なんて言えるはずもなく、相手も悪気がないのが余計癪に触る。筆者はこれが嫌すぎてバイトを辞めた経験がある。

 

負の感情からは何も生まれない。行った先で何をするかが肝心なので、新入生諸君にはいつまでも過去の目標に縛られず、新しい道を見つけてほしい。